春の陽光の廃線跡歩き中央本線旧線を歩く

中央本線旧線 穴山〜日野春 信濃境〜富士見
SLも通過した立場川鉄橋 富士見〜信濃境
 バックは八ヶ岳連邦 2005年5月17日撮影
宮崎駿監督の最後の作品に登場した中央線立場川橋梁


中央本線 立場川鉄橋 富士見〜信濃境2009年11月2日撮影


バックは初雪の八ヶ岳連邦 2005年11月16日撮影
ポンタとポッキーのローカル線の旅シリーズ NO44

『晩秋の廃線跡歩きのすすめ』
なぜいまさら廃線跡歩きをするのかといえば、『そこに廃線があるから』、、、。まったく簡単な理由からです。ジョナサンの周辺は中央線の廃線跡が沢山あります。ポンタとポッキーの散歩でも時々発見するときがあります。信濃境〜富士見間は廃線跡がはっきりしてるので始めての方でも比較的安心して歩けます。鉄道の廃線跡は完全に消滅するまで、長い時間を必要とします。なぜなら鉄道は細長く伸びているからです。たとえレールや枕木が撤去されても、いろんなものが残っています。まずはトンネル。無用の長物とかしたので確実に存在します。良く見れば入り口の上部がSLの煤煙で黒くなってます。つぎに鉄橋の跡。そして築堤や切通しも、だいたい残っています。そしてそこには様々な発見があるかもしれません。レールを止めていた犬釘とか、赤茶色したバラスト(道床砂利)勾配標識。すべてが紅葉のなかで秋の斜光をあびて、出迎えてくれるはずです。可憐な草花との出会い、野鳥のさえずり。一瞬世界が止まった感覚になれるのが不思議です。 すこしばかり廃線探険ツアーで、タイムトンネル旅行を経験しませんか。団体の花見も良いけれど、たまには昔に戻って消滅した鉄道跡を歩こうではありませんか。廃線跡の探険は、史跡めぐりの旅でもあり、考古学的な旅でもあります。

山岳地帯を走った蒸気機関車の苦労の跡
甲府駅を出た中央本線の下り列車は、左に南アルプス右に八ヶ岳を望みながら一気に高度を上げます。標高266mの甲府から、956mの富士見まで、上り一辺倒です。この区間は明治36年〜39年に相次いで開業しました。その当時は、急勾配やR300〜400メートルの急カーブの連続。韮崎、穴山、長坂などで停車のたびにスイッチバックの連続でした。これを改良して、茅野まで電化、複線化を完成させたのが昭和45年9月2日。中央線名物のスイッチバックは消え、ところどころでルート変更を行いました。

南アルプスを眺めながら桃源郷を走る穴山〜長坂
スイッチバック駅だった穴山は、そのスペースが駅前で空き地になっていました。その昔駅前から県道に出て約200m北に向かうと、『管理地国鉄清算事業団』という看板が立っています。ここが旧線の線路跡で、左へいくと間もなく新線の線路、右は900mほど道になって中央線の新線にぶつかります。

レールや枕木は撤去されてますが単線の軌道幅で続く道のカーブの具合などはまさに鉄道そのものです。道の両側は木の葉がおい繁り、草が延び放題になってます。しかし良く見ると草の中にところどころに石垣もあります。新線にぶつかる少し手前から、新緑になる頃より草丈 がたかくなり、合流点まではいくことはついに行けませんでした。

SLが通過した煉瓦トンネルが残る小淵沢〜信濃境〜富士見
JR中央線の信濃境(TBSのテレビドラマの青い鳥の清澄駅)〜富士見の区間は、1980年9月に新線に切り換えられ富士見駅付近で急カーブを描いていたルートが、緩やかに改良されてます。乙事(おっこと)トンネル(埋め立ての為、消滅)、姥沢(うばざわ)トンネルを抜けて立場川を渡り瀬沢トンネルを抜けると、ほどなく高原の町富士見です。中央線の廃線跡は現在の乙事にある海洋センターのグランドに見られます。乙事トンネルの入口だけは、現在も確認できます。ジョナサンオープンしたときは、 初代の樺太犬のジョンと一緒に、夏の昼間、涼を求めてこのトンネルを通過したものでした。時々はこっそりとお客さんにも紹介して冒険もしました。もうあれから22年も経過してしまいました。さてグランド反対側には姥沢トンネルが口をあけてます。姥沢トンネルは間単に入る事ができました。トンネル内はけっこう出水があるので、一歩一歩確実に歩くように。乙事トンネルと姥沢トンネルには『49番トンネル』の伝説があることを、ジョナサンの新人スタッフ樋口裕美さん(富士見町)より始めてその伝説を聞きました。さて姥沢トンネルは立場川鉄橋につながっています。現在の中央本線を支える橋梁の向こうに、赤錆びた旧立場川鉄橋が八ヶ岳をばっくに堂々現在もその姿を見ることができます。

廃線の鉄橋周辺は絶好の散歩コース
立場川鉄橋周辺は散歩コースとしても整備されています。立場川砂防工事の時に廃線鉄橋周辺には砂利道の進入路も出来ました。一周約1500mの取り付け道路もあります。川の両岸には東屋も整備されています。鉄橋の両端には現在でもレンガ作りのトンネルが昔の面影をとどめています。貴重な近代化遺産が現存しているのはうれしいです。なお立場川鉄橋は老巧化がすすんでいます。目で見て楽しみだけで絶対に立ち入りはしないでください。

廃線シリーズ 木曽王滝森林鉄道

立場川鉄橋周辺は散歩コースとしても整備されています。立場川砂防工事の時に廃線鉄橋周辺には砂利道の進入路も出来ました。一周約1500mの取り付け道路もあります。川の両岸には東屋も整備されています。鉄橋の両端には現在でもレンガ作りのトンネルが昔の面影をとどめています。貴重な近代化遺産が現存しているのはうれしいです。なお旧立場川鉄橋は老巧化がかなりすすんでいます。
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99/03/21作成 2015/4/1更新