ぶらり『ゲタ電』飯田線 桜の旅

ポンタとポッキーのローカル線の旅シリーズNO3
 飯田線  ジョナサンアルバムけむりNO3より

飯田線伊那小沢駅構内のカンザクラが見頃
天龍村のJR飯田線伊那小沢駅構内にあるカンザクラが見頃を迎えました。長野県最南端に本格的な春が上陸しました。伊那小沢駅構内にはソメイヨシノ、カンザクラが枝いっぱいにピンク色のつぼみをつけています。この機会に、飯田線全線走破の各駅停車の旅にチャレンジしませんか。 毎年3月24日頃見頃を迎えます。


飯田線鼎駅 1975年2月17日撮影

ジョナサンから電車で伊那小沢まで
 楽しい飯田線の旅
行き 富士見 8:37発→上諏訪 8:55
 中央線各駅停車利用
   上諏訪発
9:19発→伊那小沢 13:10
 飯田線各駅停車利用

帰り 伊那小沢 15:55発→豊橋 18:31
 飯田線各駅停車利用
   東京方面 豊橋発
19:35発→東京 21:10着 東海道新幹線こだま号 浜松乗換えひかり号利用
   名古屋方面 豊橋発
18:50発→名古屋 19:18着 東海道新幹線こだま号利用

飯田〜切石間にて.1973.3.30

飯田線中部天竜駅 1975年2月18日撮影
懐かしい『ゲタ電』
飯田〜天竜峡に1日1往復
飯田線に懐かしい『ゲタ電』が復活!!JR東海は1997年5月3日〜5日まで,飯田〜天竜峡間を走る定期の普通電車1往復にかつて飯田線などで活躍し『ゲタ電』の愛称で親しまれた旧型車両を充て運行します。飯田線全通60周年を記念しての行事だそうです
。『ゲタ履きのまま気楽に乗れること』から愛称が付いたとされる『ゲタ電』

1976.1.3.クモハ52
豊橋駅にて

中部天竜駅にて

今回『ゲタ電』で運行するのは、伊那松島運輸区で管理する『クモハ12041』。1928(昭和3)年製造で、飯田線では、83年まで活躍した。飯田13時25分発天竜峡行きと、天竜峡14時18分飯田行き。5月3日〜5日、1両編成で運行する。『ゲタ履きのまま気楽に乗れること』から愛称が付いたとされる『ゲタ電』。イベントなどで臨時で運行することはあったが、定期ダイヤに充てるのは初めてだそうです。


飯田線の流線型電車
628M 三川一宮にて
飯田駅では、知らずに来た乗客に駅員らが『今日はこれが天竜峡行きです』と終始説明。ゲタ電の『クモハ12041』は、車内放送設備もないため、車掌が大声で案内した。埼玉の所沢から来た有村さんは、『懐かしい電車に会えて嬉しい』と、特にお爺ちゃんと可愛いお孫さんの茜ちゃんは喜んでいたようです。板張りの床、チョコレート色の車体に、私ジョナサンも思わずカメラを向けた。ゲタ電『クモハ12041』は、ラッシュ並みの混雑で飯田を発車した。

飯田線切石駅付近にて
所沢の有村さん達とポンタとポッキー

国鉄52系電車
飯田線の流線型電車

52系電車は1936年(昭和11年)から1937年(昭和12年)にかけて、鉄道省が京阪神地区固有の急行電車(急電)に使用することを目的に製造した電車を便宜的に総称したものである。
基本設計は42系電車に準じるが、車体形状に当時世界的に流行していた流線型を取り入れ、当初は「魚雷型電車」と形容され、後には「流電」の愛称で親しまれた。後に阪和線では特急電車にも使用され、その高速性能を発揮した。

クモハ52
豊川〜牛久保間にて

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写真と文 安藤 実 
97/4/10/作成 2010/12/13更新