函館市電がんばれ!!
『箱館ハイカラ號』

ポンタとポッキー
ローカル線の旅
がんばれチンチン電車

シリーズNO15
函館市電

今週のポッキー探険隊

函館市電物語

カタタン、コトトン。心地よい振動に身を任せていると、気持ちまで穏やかになる。北海道函館市のメーンストリートを走る市電の中は、ゆったりとした空気が流れていた。つえにすがった老婦人が、ゆっくりステップを下りる。『気を付けてね』。運転士が声をかけた。後ろに続く乗客も気長に待っている。函館の路面電車の歴史は古い。1913(大正2)年以来、市民の足として親しまれてきた。明治大正期の面影が残る街並に映え、観光客の人気も高い。市郊外への路線延長の要望もでている。しかし経営は苦しい。64年をピークに慢性的乗客減が続く93年までに、路線の4割近くをカット。残るは約11キロだ。『寂しいです。函館から電車をとったら何が残るですか』高島勝子さんは語気を強める。44年から終戦にかけ、徴兵された男性に代わって、運転士を務めた。89年、当時の女性乗務員が集り、高島さんを会長に『ちんちん電車を走らせよう会』を結成、古い電車の復元運動を始める。
道外にも支援の輪が広がり、93年夏、除雪車に改造されていた明治期の客車を元の姿に戻した『函館ハイカラ号』が走り始めた。会では2号実現に向けて運動中だ。利用者を増やそうと、市交通局も懸命だ。市電と市バスの乗り継ぎ割引。カード乗車券や一日乗車券などの発売。カラオケ電車の運行。道内外の小中学校に、修学旅行の誘致にも出かける。スポンサーに電車の塗装デザインを任せ、広告料を得る。『カラー電車』も23年めに。『路面電車は高齢者や環境に優しい市民の足。営業努力で守り続けたい。』 雪の函館は寒い。停留所で震えていると、のろのろと地をはうような車の群れを切り裂いて、無彩色の中にカラフルな市電が浮かび上がる。心がほっと温まる。頼もしいな、チンチン電車。

函館市交通局OBの谷  秀 勝 様より

初めてメール送ります。 ポンタとポッキーローカル線の旅に函館市電を取り 上げていただき有り難うございました。 私は函館市交通局に42年間市電 の 運転手として勤務しこの三月で定年退職した者です。 退職後の第2の職場として、チンチン電車『函館ハイカラ号』の運転をする ことになり、今シーズンも4月15日の運行初日から運転手3名(内1名は 予備、全員退職者です)女子車掌2名のスタッフで運行しております。
まだ函館は春とはいえ肌寒く、日中の最高気温も10度以下の日が続いて います。ハイカラ号は運転台にドアーがない為、外と一緒で寒さがこたえ ます。 観光シーズンにはまだ少し早いのですが、長い間の市電運転の経験を生かして 函館を訪れる観光客の方々に喜んで貰えるよう良い仕事をするつもりでおり ます。 函館市電についての情報でお知りになりたいことございましたら何なりと ご質問のメールを下さい。パソコンは始めてまだ日が浅いのですが、 デジカメの写真等も送ることが出来ますので。(カシオの安いカメラですが) ジョナサンのホームページ、ブックマークに追加して楽しみに見ております。 これからも楽しいニュース、沢山発信して下さい。
 函館市五稜郭町11-3     谷  秀 勝 様より

函館市交通局OBの谷  秀 勝 様より 函館市電通信パート2

こんにちわ!
私の家の近くにある史跡で有名な五稜郭公園の桜は、今が満開です。 ゴールデンウィーク中に散り始めるのではないかと心配です。 当地でも開花が例年より、一週間以上早かったのではないかと思います。

やーやー、まさか私の送ったメールがそっくりホームページに載る とは思っても居ませんでした。驚きましたが、初めての経験なので 少々照れくさい思いをしています。

遅くなりましたが電車の写真送ります。4月の26日に函館馬車鉄道 開業100周年を迎えたのを機に車庫構内の一角に建立された 記念碑の除幕式が行われましたが、その写真も撮りたくて、 遅れてしまいました。除幕式には勤務の都合で、出席できません でしたが後で撮ったものを同封しました。 余りよい写真には成りませんでしたが…

簡単に写真の説明をします。最初の2枚は、車庫内に留め置きしてあった 車両で8000型は平成2年よりの新装改造車両(リニューアル車?で 8001から8008迄の8両有ります)

3000型は4両あり冷房付の車両です。他に冷房なしの2000型も2台有ります。 いずれも暖房は電気暖房です。 他の車両(500型、710型、810型、)の冬季間の暖房は灯油を使っております。 3001号の説明は長くなりますので新聞のコピーを参考にして下さい。 新聞の写真は後ろから撮ったものですが、私のはちゃんと進行方向に 写っています。 バックの風景が余り良くないので適当にトリミングして使って下さい。 本当にこの写真が最後の運行でした、この後直ぐ車庫に入り塗り替えの 工事が始まりました。車内風景と運転台はその時のものです。 塗り替えが済んだら、又写して送りますね!

『箱館ハイカラ號』は見てのとうり車輪が四つの単車です。揺れが大きく 運転台と車掌台はドアーがなく、客室の入り口は引き戸になっています。 10月31日まで、午前9時から午後5時迄、西部地区を中心に運行されています。

函館どっく前の終点で格好良く写っている、詰め襟、金ボタンの制服姿の 運転手が私です。自分で言うのも図々しいのですが、60歳には 見えないでしょう? ホームページには載せないで下さい。 ファンレターが殺到すると困りますので…。

がんばれ函館市電の中で紹介のあった貸し切り専用カラオケ電車です。 夜間走行時、前方はフラッシュライト、側面は、イルミネーション付きの 派手な電車で、車内は横長の大きな二つのテーブルが有り35人ほどが 乗れるようになっています。シンセサイザーカラオケで5000曲が歌えます。 飲食物持ち込み自由で、結構人気があり飲み物が足りなくなると 幹事さんがコンビニや酒屋さんの前で電車を止めて買ってくる、 なんてことも良くあります。

1007号(1000型)は、昭和45年(1970)2月東京都交通局から 中古電車10両を購入した内の一両で当時の都電と同じ車体色の 1007号も含めて現在3台が現役で走っています。 (都電と函館市電は軌間が1,372CMで同じです)

実際に営業している市電ではなく、車庫内の電車が多くなって しまいましたがどんなシーンの電車がよいか、リクエスト頂けると ご希望に添えるかと思いますが…お役に立ちましたでしょうか?

               谷 秀勝様 より

大変貴重なメールありがとうございます。環境にやさしい『チンチン電車』をこれからも大切に守って下さい。信州八ヶ岳富士見高原より ジョナサン
                     


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写真と文 函館市電OB 谷秀勝さまより 1998年4月30日撮影
安藤 実 98/2/4制作 2003/03/26更新